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パートナーや身近な人に発達の特性や愛着の課題があり、コミュニケーションや情緒的な関係を築くのが難しく、そのストレスから心身に不調が現れる状態のことをカサンドラ症候群と言います。
右脳と左脳をつなぐ神経の束である脳梁がうまく働いていないと、左脳は右脳の情報をうまく使えずに、思考だけで問題解決しようとします。
つまり、感覚を司る右脳が、カサンドラ(通じ合えない!とストレスを抱える)状態となり、左脳によって無視された右脳の感覚は、無意識に暴走し続けてしまう。
そう、まるでパートナーとの通じ合えない関係を、頭の中で繰り返してしまっている。
右脳の望みと、左脳の意志が統合された時、本来の自分らしい人生が送れるのかもしれません。
ここで、それぞれの願いを確認するワークがあります。
大胆に「右脳=女性性」、「左脳=男性性」と定義して、それぞれの望みを聞いてみましょう。
※実際にやってみてください^^
①まずは、右目を片手で覆ってください。左目は開けてください。
②開いている左目に問いかけてください。
「私の望みは何ですか?」
答えが浮かんできましたか?
では、次は反対です。
①今度は左目を片手で覆って、右目を開けてください。
②開いている右目に問いかけてください。
「私の望みは何ですか?」
それぞれ、違う答えになったでしょうか?
視覚情報は、視神経を伝わって脳に到達する際に、左右が入れ替わるため、最初に左目に問いかけたことの答えは、右脳、つまり女性性の願いです。
反対に、次に右目に問いかけたことの答えは、左脳、つまり男性性の願いです。
どんな願いを望んでいましたか?
大切なのは、どちらも叶えてあげること。
これまでこのワークをさせていただいた経験だと、女性性の願いを叶えるために、男性性の願いをバリバリ頑張らなければいけないと感じている方が多いようでした。
でも男性性が頑張れば頑張るほど、女性性の気持ちは置いてけぼりになり、ますます望みを言語化できず、自分の感覚がわからなくなってしまう。
そして、男性性はこんなに頑張っているのに、女性性のためにやってきたことを否定されて、不機嫌になってしまいます。
どちらもの願いを叶えるには、脳梁の接続を太くすること。
そして、それを叶えるには、脳梁の働きをよくする遺伝子コード「TCF20(ティーシーエフニジュウ)の還元」をたくさん唱えることです。
たくさん唱えて接続が太くなると、自分の望む方向へ、フットワーク軽く進んでいけます。
(つづく)
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