9/6 「お金を呼ぶ意識と無意識のバランス」 Blog

お金を呼ぶ意識と無意識のバランス

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お金はそれ自体が問題ではなく、深掘りしていくと本当の問題を見つけることができます。

前回の記事で、幸せには順番があるという話をしました。

まず「健康の幸せ(セロトニン的幸福)」があって、初めて「人と繋がれる幸せ(オキシトシン的幸福)」を得ることができます。

そして、人からのサポートがあるからこそ、仕事で成功し、地位や財産を得ることができます(ドーパミン的幸福)。

「もっと稼がないといけない!!」となっている時は、先に優先すべきセロトニンやオキシトシン的幸福よりも、ドーパミン的幸福を追い求めてしまっているので、いくら頑張っても幸せになることができません。

グラグラな土台の上に、城を築こうとしているような感じ。

いくら立派な城が築けたとしても、土台が崩壊すれば、せっかく築き上げた城は、見る影もなく崩壊してしまいます。

これが、せっかく稼いだお金がなぜか消えていく現象です。

お金持ちになり、豊かな生活を築きたければ、意識と無意識を両方うまく使うことが大切です。

つまり、無意識がどのような動きになっていて、自分からお金を取りこぼしているのか、意識で気づくことで、お金持ちへの道を遠ざけてる障害物を避けることができるようになります。

どうすれば良いかというと、三角形の頂点(ドーパミン)から下に降りて、オキシトシンやセロトニンの動きを見るような感じ。

稼がなきゃと急いで行動しようとしたり、いらないものを買ってしまったりする、衝動的なドーパミンの下では、セロトニンとオキシトシンが不安定なことによる痛みが隠れているのかもしれない。

その動きを意識してみます。

お金は、意識と無意識の両輪をうまく回すことで、自然と前へ、望む方向へ進んでいけます。

Netflixドキュメンタリー『ハウ・トゥー・ゲット・リッチ』でも、起業家のラミットは「意識的な支出計画を立てて」と言っています。

大嶋先生も著書の中で、意識と無意識のバランスが大切だとおっしゃっています。

お金から好かれる割合は、「意識と無意識が半々」です。

調味料の黄金比みたいですが、意識と無意識の調合を50対50にしたときに、「カネは天下のまわりもの」という感じでお金から好かれ、お金が入ってくるようになります。

『お金持ちになる人の心理学』(大嶋信頼)p.120

大切なのは、「稼がなきゃ!」と意識的になるのではなく、「衝動的になろうとしている!」と、無意識の動きを意識的に気づくこと。

無意識を少しずつ掘っていくことで、自分の中の不安定な部分に気づくことができ、心の土壌を整えていけます。

そうやって整えられた心の土壌の上でなら、お金も、人とのつながりも、そして自分自身の幸せも、しっかりと根を張り、育っていくことができます。

もし、自分では掘りにくい深い痛みに出会ったときは、専門的なサポートに頼ってみるのもひとつの方法です。

お金を主訴にしていなくても、気づけばお金まわりが整っていく…そんな変化が起こるかもしれません。

(おわり)

https://www.netflix.com/title/81410436

***

大阪・関西万博の紹介第4弾は、EARTH MARTです。

ネタバレになるかもしれないので、「実際に行ってからのお楽しみにしたい!」という方は、この先は開かずにそっと閉じてくださいね。

「行けないけど、雰囲気だけでも味わってみたい」という方は、左の三角の折りたたみを開いてみてください。

EARTH MARTは、「食を通して、いのちを考える」がテーマのパビリオンです。(外観の写真を見つけられませんでした;)

イワシの大群。地球でいちばん食べられているイワシは、地球でいちばん多くのいのちを支えています。「弱い魚」と書くけど、実は一番強いいのちかもしれません。とのこと。いのちに感謝ですね。
日本人が食べる主要な食材300種の写真を瓶に閉じ込めた、いのちの色。
日本人ひとりが一生で食べる約28,000個のたまご。
ひとりの日本人が食べる10年分の食べ物の体積をカートのかごで表現した、いのちのカート。
味を記憶し、再現できるキッチン「録食」。温度や食材の投入タイミングなどを同じにして、プロが作った料理も、大切な人の味も、時空を超えて再現できるそうです。

次回もお楽しみに^^

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この記事を書いた人

心理系に興味があったものの情報系の道に進み、やっぱりカウンセラーが諦められなくて転身。

このHPを作りました。
インターネットワークも脳のネットワークも得意。なんちゃって。

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