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私の才能のひとつは、ホロスコープが読めることです。
ホロスコープっていうのは、ある地点を中心とした、特定の日の星の模様を読む西洋占星術のことです。
西洋占星術と言っても、どんな人と結婚するだとか、何年後にこういう運勢だとか、そういうのは一切読めませんし読みません。
私の場合、占いのように使うのではなく、トラウマ治療のオルタナティブ・ストーリーとして使用します。
つまり、その人が生まれ持った才能のストーリーを紡ぎ出すためにホロスコープを使います。
ホロスコープを読んでいると、その人がいかに【他人を羨ましく思うように支配されてきたか】が見えてくるんです。
幼少期からずっと両親に容姿を否定されてきた女性が、自分の醜さに真剣に悩んでいました。
街に行っても自分に似合う服が見つけられず、メイクをしても満足できず、可愛い女性を見かけてはとても落ち込んでしまう。
でも、そういう方のホロスコープを読むと必ず【美しさを表す星】が入っているんです。
自分の中にも輝く【美しさの星】があるのに、それが見えなくなってしまって、周りの【美しさの星】が羨ましくてたまらなくなってしまう。
実は、【美しさの星】や星の角度ってたくさんあるんです。
そしてその【美しさの星】は、すべてが1人の人間に同時に存在することができないんです。
なぜなら、惑星はひとり一つずつだから。
詳しい説明は省きますけど、1月生まれだったら山羊座か水瓶座であって、乙女座ではないのと似たような理論です。
山羊座は乙女座じゃないけど、山羊座も乙女座も違った良さがあるということです。
その人はずっと、母が褒めたテレビの中の女優に憧れていました。
そして、その後の人生でも、その女優に似たタイプの人を見ると、劣等感を感じていました。
でもホロスコープを読んでみたら、その女優さんにはない美しさがその人にはあった。
自分だけの美しさを見つけた時、その人の中でその【美しさの星】がキラキラと輝き始めるんです。
最近大嶋先生が、ブログで『持っている人だったらどうする?』という呪文を書いていらっしゃいます。
『持っている人だったらどうする?』というのは、あらゆる場面で自分の中の「持っている人」に頼るという呪文。
そう、他人じゃなくて自分の中の持っている人に頼るんです。
悩むのは、本来の自分の姿じゃない暗示が入っているから。
悩んでいるのなら、必ずあなたの中に「持っている人」が存在します。
(終わり)
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