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私はずっと「心に聞く」が苦手でした。
実はできていたとわかってからも、普段の生活の中でなかなか聞く気になれない。
そこで、もう少し「心に聞く」を上手くなるにはどうしたらいいか、心に聞いてみることにした。
「心よ、私はどうして心に聞くのに苦手意識を感じているの?」
「問いかけたことに対して、完璧な返答を求めているから」
うーん!前に聞いた時と同じ答え!
やっぱり同じ理由で苦手なのね。
「心よ、もう少し上手くなりたいんだけど。」と聞いてみたら、「完璧に答えを求めていない場面では上手にできてるよ」と返ってきた。
そして、FAP療法を受けている時の、目を瞑った自分のイメージが出てきた。
確かにFAPを受けてる時は、受ける前まで気が狂いそうなほど悩んでいたことに対して、自分でもビックリするくらい深い考察が出てくるのよね!
その時のFAPのテーマとなる悩みを話している時は、まさか自分が自分の悩みに対して答えを出そうなんて思っていない。
どちらかというと、カウンセラーが答えを持っているだろうから、教えて欲しいと感じている(他力本願〜!)。
でも確かに、カウンセラーとしても、FAPをするといつもクライアントさんが自ら答えを出している。
その答えがいつも美しくて、感動するのよね。
FAPの時は答えを出そうなんて力んでいないから、自分で勝手に答えを出している。
「心に聞く」時はいつも自分が答えを出さなきゃいけないとプレッシャーを感じているから、苦手に感じている。
この、「答えを出すのは自分であって自分ではない(心)」というのがポイントなのかも。
じゃあFAPの時みたいに、静かに目を閉じて無意識状態になり、自分の内側に集中すれば、心に聞くのが得意になれるってこと…?
でも、やだなあめんどくさい!
そう感じていると、「あなたは雑音がある方が好きだからね」と、心が言ってきた。
くぅ〜!まだまだ道のりは遠いようです!
(つづく)

